2007年12月30日日曜日

ダークレスに散る!

風邪が治らないから早めに寝たら、AM3:00にスッキリ爽やかな感じで目が覚めた。
こりゃーもうG2で撮った一本目のフィルムをダークレスるっきゃないっしょ。
ってな訳でいつものように準備作業に取り掛かる。
今回はWebで紹介されてる方法を試すつもりだった。
 ・事前に水に漬ける。
 ・フィルムピッカーで先っちょを出し、パトローネ内に巻き込まれないように折っておく。

でも、こないだ買っておいたフィルムピッカーが見つかんない。先日の大掃除の時にどっかに行ってしまったのかなぁ。おっかしーなぁ。

ってな訳で事前にパトローネを水に漬け、軽く巻いて搾り、いつも通り作業を始めた。
今回は3度目だから完璧だろうと思ってた。

ところが、およそ1分30秒程グリグリしたところで、逆回転時の抵抗が無くなった。
非常に嫌~な予感がするけど、ここで作業を止める訳にはいかない。
うろたえつつも現像作業を続ける。
試しに両回転とも20~30回程回してみると、ちょっとだけ重くなってすぐまた軽くなる。
・・・こりゃーアレだな・・・と思いつつ作業を続ける。例えアレだったとしても、高速に回転させれば薬液が吸い上げられるに違いないと自分に言い聞かせ、いつもの3倍(当社比)のスピードで回してみる。そして現像・定着作業を終えた。

パトローネを開けると、案の定真っ白なフィルムが出てきたから、パトローネを外し、説明書通り2分の延長戦に突入した。
もういいだろうってところで洗面器の水の中に入れると、やはり、フィルムが折れていた。


Lumix LX1

半ベソをかきながら洗面器の中のフィルムをよく見ると、6枚目までは真っ白で、その後は何かが写し出されているものの、22枚目辺りからはバキバキに折れ曲がっている。

ピントが合ってないコマも結構あるみたいだけど、めっさクッキリと写ってるっぽいコマもいくつかある。
5~6枚成功写真があるかなぁ・・・。

ってな訳で、ダークレスと G2のAFの取扱いという2つの課題が残った。
今回は3回目のダークレスだから、師匠に貰った薬液を全て使い果たしたことになる。
・・・でも現像液のアンプル追加で買ってあったりして。ww

Lumix LX1

ってゆーか・・・ダークレスじゃなくて普通にタンク現像したほうが良いのか???

2007年12月27日木曜日

アニバーサリーセール

12/24、クリスマスイブ。
師匠とオイラ、朝っぱらから極楽堂アニバーサリーセール攻めを敢行いたしますた。

Y/Cの中望遠が欲しくなってきたので MP100か、P100か、P130狙いで行ったんです。当日師匠に聞いたら、どーもMP100が良さそうなので、いざ MP100で勝負。
勝負方法は希望者が麻雀パイを選び、出目が少ないほうが勝ちというもので、MP100はオイラともう1人の争いだったから、確率は1/2。
実は(何故か)最初から勝ったつもりで挑み、相手が最初にウーピンを出したとき、(何故か)さらに勝利を確信したんですな。ところがどっこい、盲パイ切ってビックリ。・・・キューピンじゃないすか!!
んー、あの拠り所の無い勝利の確信は何だったんだろう。orz

で、
敗者に与えられる10%引き券で Y/Cの中望遠買っちゃうのか、はたまたG2用のP45を買っちゃうのか、これでそーとー悩んだ挙句、最終的には P45と TLA200を購入。TLA200は傷だらけだけど、実用には何ら問題なし。
10%引き券は使わなかったんだけど、店長さんが割引してくれて、結果的に良い買い物ができた。
割引券は来年RTSⅢを買う時にでも使うことにしよう。全く予定ないけどナー。ww
Pフィルタを買わなかったから、後日ヨドで1000円くらいのを購入して装着。んー、完璧。

2007年12月22日土曜日

温暖化

今年は北極の氷が激減している。
今月のニュートンには、海原にポツンと浮かぶ小さな氷の上に、2頭の白熊が取り残されている写真が掲載されていた。その後どうなったのかは未確認と書かれていたけど、恐らくは助からなかったんだろう。今年だけの現象だという説もあれば、しばらくは続くという説もあるらしい。


うちの娘は白熊が大好き。
愛馬に跨るときも白熊と一緒。

CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400


ちゃんと紙オムツもしてあげる。
体温計で白熊の健康状態を確認することも怠らない。

CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400


娘が大人になる頃、世界はどのようになっているのだろうか。
CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400

2007年12月21日金曜日

岩化け

Distagon28/2.8で寄りまくっても、娘とバァさんは一向に気にならないようだ。
実家に帰るとオイラの親父がデジカメを2台持って来てバシバシ撮り、オイラも負けじと撮るから、カメラを向けられることに対して免疫が出来たんだろうね。良い傾向です。。。

縮小画像だと良く分らないけど、風邪ひいて鼻水がキラキラと光ってる娘。
娘はひんやりと冷たくてプニプニした極上のホッペをしている。梶井基次郎が肉球萌えだったのとオイラが娘のホッペ好きなのは同じだと思う。ww

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

バァさんと一緒にお団子を作ってる。かなり真剣。

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

お団子は火が通りやすいようにするため、丸めた後に真ん中を指で押すんですね。

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

かなーり邪魔になるとこまで寄って撮影してるんだけど、なんで気にならないんだろう。
もしかしてオイラ、釣りでいうところの岩化けを身に付けたんだろうか?

2007年12月20日木曜日

つれづれなるままに

風邪をこじらせて暫く更新してなかったので、今日は会社からだけど写真無しで Blogを更新することにする。
仕事しろよ(#゚Д゚)ゴルァ!!って話もあるけど、今日は鼻が詰まって頭が痛くて仕事にならないから良しとしよう。とりとめのない話をつれづれなるままに・・・。

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■ストラップの話

CONTAX G2用に EOSのハンドストラップを買った。
「Canon EOS」って縫い付けられてるんだけど、それは気にしない。
「CONTAX Gはこう使え!Hack the Contax G1/G2!」というサイトの「ストラップはこう使え!」ってのを拝見し、ハンドストラップが欲しくなったんだけど、残念ながら近くのヨドには売ってなかったから、一番近そうなやつを探したところ、EOSのストラップだった。グローブ式になってるやつのが便利そうだったんだけど、ちょっと社会性に欠けるので止めた。

ホントは片側のリングでいけるやつが良かったんだけど、今回買ったストラップは両側のリングに付けるやつ。
実際に取り付けて装着してみると、意外と(・∀・)イイ!!
G2を軽く脇の下で挟む形で肩の付け根あたりにピッタリとフィットする。これは多い日も安心だ。ww
肝心のG2の写真はというと・・・週末は寝込んでたから、あまりG2を使えてないんだけどね。orz

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■防湿ケースの話
だいぶ前に買った防湿ケース。ヨドで一番小さなやつを買い、乾燥剤は天日干しで再利用できるやつを買った。こいつには湿度計が付いてて、恐らく湿度の%表示目盛であろう数値と、DRT/BEST/WETの範囲表示がある。
針は買ってからずーーっと50%(BEST)の辺りを指してて、
 ホントに良いのか?
 まぁ、BESTの範囲内だし・・・
 ってゆーか何基準のBESTなんだ?
なーんてことを考えつつも放置していた。

で、
こないだオイルヒーターの上で除湿剤を乾燥させ、更には海苔の缶とかに入ってた乾燥剤2~3個も一緒に乾燥させ、防湿ケースに入れてみた。
すると湿度が40%を切って、初めてDRYゾーンに突入!

やっぱこれが正解でしょー、と、勝手に納得しました。

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■デジタル一眼が欲しい話

やっぱりデジタルは良いよなぁ。
いっぱい撮ってもコストかからないし、撮ったその場で確認できるし、ISO感度もその場で変えられるし、
睡魔と闘いながらスキャンしなくて良いし、手ぶれ補正機能当たり前だし、何よりも最近のオートフォーカスはメッチャ良い感じだから、オイラが写真を撮る目的であるところの娘がいくら走り回っても即座に対応できるだろうし。

そんなことを考えていると、デジタル一眼が気になってしょうがなくなってきて、近所のヨドで週に一回はデジタル一眼レフを持ってシャッターを切ってみている。
雑誌でも毎月EOS5Dやら、D300やら、α700やらの特集が組まれ、どれか買わなきゃイケない雰囲気を醸し出している。

もし買うとしたら、オイラは zeissのレンズから始めてる訳で、これは暫く続けていく訳だから、師匠がやってるようにマウンタをEOS付けてY/Cレンズを使い倒す、となるとEOSなのかなぁと。
でもα700用にも zeissのレンズ売ってるし、ZFマウントのレンズってのもあるらしいから、別にEOSじゃなくても良いことになる。EOSを選択するのはY/Cレンズの流用ってメリットのみとなり、zeissを使うという目的とは結びつかなくなる。でもレンズが流用出来るってのは大きい。

あぁ欲しい、ギャンブルで負け知らずなオイラ。20万位なら買っちゃっても良いんじゃねぇかと思う。

しかしあれこれ考えていると、カメラもPC同様に買い時が難しいものだと気付き始めた。ちなみにオイラはPCにお金をかけない主義。だって追っかけてたらキリがないしね。素人さんがハイスペックなPCを買い求める様と、高機能なデジタル一眼レフに惹かれているオイラは同じぢゃないのかと。
撮像素子のサイズなんかも1~2年で当たり前になるだろうし、その頃にはメーカー各社は別の新機能をしきりに宣伝するだろう。きっとオイラは1台買って10年位浮気心を起こさずに使い続けることは出来ないだろう。

ここら辺まで考えるとだいぶクールダウンしてくる。

娘を捉える為のオートフォーカス、そんなものは必要ないんじゃないかと。
土門拳の本を1冊読んだけど、昔の人は暗いレンズでちゃんと写真を撮ってたぢゃないかと。
確かに最新のデジタル一眼レフを使えば、素人にも簡単にシャッターチャンスが掴めるんだろうさ。
167MTとG2の5万円位までのレンズを徐々に揃えていくうちに、きっと走り回る娘にバシバシピントを合わせられるまで上達するだろう。必要なのはオイラの腕前の上達なんぢゃないかと。

そんな訳で、折角始めた銀鉛だし、もっとしゃぶり尽くさなければという大人の結論に達し、最近はヨドバシのカメラコーナーの隣でしきりにハンディカムを触っている。。。。。。orz

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■写真と芸術について
土門拳の本なんか読んでると、写真と芸術なんてことを考えさせられる。
なーんて言ってもオイラは別に芸術家でも何でもなくて、内外問わず所謂美術の類を見たりするのが好きなだけなんだけど。。

シュールレアリスムやダダの写真なんかはちょっと見たことがあるけど、んー、どうなんでしょうか。単に気を衒ったように見えるのは、ただ単にオイラの好い加減な好みの基準の問題だと思うけど・・・やっぱりちょっとねぇ。

絵画と違って写真ってもんはパチリとその場を写し取れる訳だから、やはり「記録」することが主体で、わざわざ作られた写真にすることがちょっと変と感じるのかも知れない。モデルをバシバシ撮影するのなんかも芸術か?と言われたらちょっと違和感を覚える。マクロレンズで近寄って花を撮れば、そりゃあ綺麗なんだろうけど、綺麗な写真で終わるんだろうね。

オイラみたいな素人が高性能カメラを買って、1日何時間も毎日毎日シャッターを押してたとして、撮影対象や構図、明暗や色合いなんかがどれを取っても素晴らしい写真が出来上がったとしたら、それは芸術かと言われたらきっと違うんだろうね。それがどっかのコンクールで絶賛されたとしても違うんだろうね。無意識や偶然と芸術って論議はあるだろうけど、やっぱり違うんだろうね。

さて、土門拳はリアリズムという。絵画で言ったら写実主義とかレアリスムとかそこら辺だろう。美術史の本を開けば、真ん中からちょっと後ろのほうにクールベの絵と一緒に登場してきそうなもんです。w

オイラが読んだ本には殆ど土門拳が撮影した写真が載ってないから、土門拳が撮影した写真が芸術なのかどうかは良く分かんないんだけど(ぢゃあ見たら分かるのかと言われるとちょっと・・・)、少なくとも土門拳は芸術家なんだと感じたんですな。絵画だろうが彫刻だろうが文学だろうが音楽だろうが、芸術家ってこうなんだろうなぁというオイラの妄想(藁)にピッタリな感じがしたんですな。きっとあの人もRAIDに例えるならストライピングに違いない。ww

あまりあれこれ書くと浅~~~い底が見えて笑われるから止めときましょ。
結論としては、オイラは芸術家でもなんでもなくて、カメラも基本すら身についてない素人なんだけど、なんか背中から生霊出てますよって感じの芸術家が好きで、写真は見てないけど土門拳の文章は好きだったと、そーゆーことで。。。。。。

2007年12月10日月曜日

こないだ買った Distagon 28/2.8で、娘とバァさんを撮りまくってみた。
さぁ、見せて貰おうか!連邦のモビルスーツの実力とやらを!!


お散歩、お散歩。

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

どこまで行くのかなぁ。
#逆光どころの騒ぎじゃないねこりゃ。。

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

走れ~。
#空の色がたまりませんな~。

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

何してんの?

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

何か探してるのかな?

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

どんぐり見っけ~。

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

#オイオイ、もう帰ろうよ。。

CONTAX 167MT Distagon/2.8 SuperGold 400

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Distagon良いですねー。
Planar50/1.4での開放ピンボケ写真に泣かされてきたオイラにしてみりゃ、
寄れるし、ピント合うし、カキッと綺麗に写るし、楽だし、こりゃ良いですな~。
# いい加減に Planar開放一本勝負を止めれば良いっちゅー話もあるけどナー。

2007年12月7日金曜日

G2

『ただ、一切は過ぎています。』 ―太宰治:人間失格より―

ってゆーか何でG2が欲しかったかというと、普段からカバンにカメラを入れて置きたいから。

帰宅後や週末だけではなく、常に持っていたい訳なのさ。そう考えると、オイラの相棒である167MTではチト大きい。ボディだけなら良いけどレンズを付けるとチト大きい。かといって Planar50/1.4をボディから外して持ち歩くのもちょっと気が引ける。思い起こせば銀鉛カメラを始めるきっかけとなった日、師匠が焼き肉屋に持ってきてたG1は、ボディもレンズも小柄で、カバンに入れておくには丁度良さそうだったのだ。

もうひとつの理由はデータバック。

カメラを始めたばかりのオイラには絞りとシャッタースピードの関係が把握できていない。どんな設定のときにどんな写真が撮れるのかを掴むのが上達への近道だと思いあれこれ調べていたら、データバックなるものの存在を知った。こいつはコマ間にそれらの情報を記録してくれたり、2コマ分のフィルムを使ってまとめて出力してくれたりするらしい。

しかし残念なことに 167MT用のデータバックはそこまで優秀ではなく、日時をフィルムに記録するだけのものだった。Aria用のデータバックには求める機能がついているらしいんだけど、167MT持ってるのに Ariaを買う気にはなれない。でも、G2には求めるデータバックが付くらしいのだ。


これはもうG2欲しくなるっしょー。


で、今日、地元のカメラ屋さんで G2Dが安く売ってたから見に行った。いつものように物欲しそうにショーケースを覗き込んでいると、店員のおじさんが「見ますか?」。・・・そう・・・もうここでオイラの運命は決まってしまっていたのだ。
早速G2Dにレンズを付けてもらって触ってみる。外観はキズはあるけどまー中古だしねー、別にオイラキズなんか気にしないし。うーん、良いなぁ。事前に極楽堂さんのHPで調べておいたG2のチェック項目を一通り確認したけど、動作的にも問題なさそう。

でも一点、ファインダを覗き込むと丁度真ん中辺りにポツンとゴミが入っている。うーん、別に写りには全く関係無いんだろうけど・・・長く使っていくことを考えるとちょっと気になるなぁ。


暫く葛藤して、とりあえずデータバック無しのG2数台やら、G1やら、YASHICA FX-3 SUPER 2000やら、あれこれ出して貰って触ってみる。レンズ付きのG2は動作的には問題無いんだけど、でもレンズの状態があまり良くない。ボディだけでは売ってないという。
この後すぐに極楽堂さんの近くのとある場所に、プライベートな用事で打ち合わせに行くことになっていたから、ちょっと極楽堂さんに寄って、レンズとデータバックを買えばいい。データバック無しのG2を買っちゃおう。そして・・・買ってしまいました。はい。


で、急いで自宅に戻って荷物を置き、極楽堂さん目指してレッツラゴー!


極楽堂さんに到着し、店員さんにレンズが欲しいと言うと、どんな感じのものが良いのかと聞かれる。
どうもビオゴンというのが良いらしいと聞いてるんですが・・・というと、店員さんもやはりビオゴンが良いと薦めてくれたので、レンズは Biogon28/2.8に決まった。レンズの見立てが出来ないオイラは、安いレンズで良い旨を伝え、プロである店員さんを全面的に信頼して選んで貰った。店員さんは Bioginを数本取り出してきて実際にボディに装着し、あれこれ動作確認をしてから1本を選んでくれた。


極楽堂さんは非常に親切な対応をしてくれるので、オイラみたいな初心者でも安心して買い物ができる。レンズを選んで貰っている最中、ボディも極楽堂さんで買えば良かったと後悔した。
本当は Planar45mmも欲しかったんだけど、データバックは絶対欲しかったから、レンズは一本にした。Pフィルタも買った。



家に帰ってデータバックとレンズを装着。









ボディを買った時に気付いていたんだけど、実はG2って・・・そんなに小さく無いんだよね。。。
167MTと並べてみると・・・。




◆本日の反省点
・ボディも極楽堂さんで買うべきだった。
・そもそも買う前に師匠に相談すべきだった。

◆結論
『ただ、一切は過ぎています。』

ダークレス再び

妻が娘を連れて実家に帰っている。
なんでもネットワークが開通するとかで、オイラよりネットワークに詳しいところの妻が設定しに行った訳だ。

オイラは心の中で決めていた。
そう、今日は第二回目となるダークレス現像を行うのだと!

まずはフィルムが 6枚ほど残っていたから、ABC機構を試したりして撮り切った。
ダークレスの手順は前回と全く同じ。使う道具も同じ。現像液の温度も同じ。
違う点はと言うと、今回はフィルムが24枚撮りであること。そしてオイラが手順を全て覚えているから、マニュアルを見ながら作業しないでも良いということ。そして前回の失敗を克服すべく、みっちりと「シャドーダークレス」を行ったこと。
こりゃーもう失敗する要因は無いっしょー、絶対成功するっしょー。と、自信満々で作業を始めた。

時計回りにグルグルグルグル・・・。反対回りにグルグル・・・。
確か前回もそうだったんだけど、シャドーダークレスの時と実際に現像液を入れた時では、反対回りにグルグルできる回数が異なる。現像液で滑りが良くなってるからだろう。と、そんなことを考えつつも反対回りにグルグルしていると、パトローネ内から「パキッ」ってゆー不吉な音が聞こえた。何かが折れた音っぽい。何だろう・・・まぁいいか、グルグル・・・あれ?・・・反対回りのグルグル回数が増えたぞ。さっきと同じ回数回しても重くならないぞ。グルグル・・・。10回程回したら重くなった・・・何だろう・・・まぁ良いか。
その後は滞りなく作業が進み、パトローネを開けてフィルムを取り出す。

すると芯の辺りでフィルムがバキバキに折れている。おー、さっきの音はこれだったのねー。幸いにも何も写ってない部分だから全く問題ないですな、うははははー。



とは言え、これは注意が必要だ。反対回りグルグルし過ぎるとフィルムが折れてしまうんだ。以後気をつけよう。

そして現像の程はというと・・・


パッと見では前回のようなムラや現像漏れが無さそうだけど、上手くいったかどうかはスキャンしてみないと分らない。
明日も仕事だ。乾くのを待たずに寝ることにしよう。

2007年12月5日水曜日

宴席

いやー、暗いとこでも良く写りますねぇ。
秋に行われた会社の宴の席で撮った写真を見て、明るいレンズって良いなぁと。。

まずは昇格者の挨拶が続いてるシーン。
スポット測光を使えばもっと明るく写った筈。ちょっと残念。
ちなみにこの写真には恐ろしい点が2つある。
ここには2人のCONTAXユーザが写っていて、しかもいずれも女性だということ。
もうひとつは・・・宴席で帽子被ってる奴が一人居ること。(藁)

CONTAX 167MT Planar50/1.4 SuperGold 400


続いて割とアレな人を写してみた写真。
右側で頬杖付いてる奴をボカせなかったのはオイラの力の無さか、はたまた奴の呪いか。
ったくテメエなんか映したくねぇんだから、こっち見んなよ(゚Д゚)ゴルァ!

CONTAX 167MT Planar50/1.4 SuperGold 400

一応そのうち会社のファイルサーバに入れて皆に見せてあげようと思ってたから、全てプログラムモードで撮影した。こんなこと言うと笑われるかも知れない(実際宴の席で某氏に突っ込まれた)けど、プログラムモード、良いですねぇ。とても良い感じです。

宴席なんてもんは大概薄暗いもんだから、ここまで写ってくれれば十分ですな。いやー、素晴らしい。
もう少し小さなカメラだったら気軽に宴席でもどこでも持ち歩けるのになぁ、とか考えてたら、無性にG2が欲しくなってきた今日この頃でした。

2007年12月3日月曜日

ダークレス現像結果

第一回ダークレス現像の結果は惨敗でした。
しかも風呂上りにパンツ一丁で夜中まで現像してたから、 翌日すっかり風邪をひいて会社を休んぢゃいました。orz

敗因としては、やはり初回にも関わらず36枚撮りフィルムで挑んでしまったことと、 現像段階のグリグリ回す回数だったのではと睨んでいる。
真っ白けが10コマが程度、残りは程度に差があるも、いずれもまだら写真でした~。残念~。

その中でもまともな2枚を取り上げてみます。

CONTAX 167MT Distagon 28/2.8

これは従兄の娘姉妹と飼い犬のシェルティー、そしてバァさんと一緒に遊んでいる娘。
これ以外にも何枚か撮ったんだけど、いずれも戦火を搔い潜ったような写真ばかりだった。残念。



CONTAX 167MT Planar 50/1.4

そして一番マシだったのがこの写真。
36枚撮った中で、一番どーでも良い写真が、一番良く現像できた。
まさにニュータイプの力といったところでしょーか。

少し惜しい写真も数枚あったけど、まー、また今度撮れば良いわけだし、 ダークレス一発勝負に悔いはない。 悔いはないどころか、既にオイラの 167MTには 24枚撮りの白黒フィルムがセットされている。
次こそは成功させるぞこんちくしょ~!

2007年11月30日金曜日

ダークレス

今日は妻と娘が妻の実家に帰っていて、家にはオイラ一人っきり。
家に帰って溺愛する娘が居ないのはとても寂しい。

でもオイラは朝から決めていたのさ。
今日は会社から帰ってきたらダークレスで現像するのだと!うははははー!

夕食を済ませて帰宅し、とりあえず風呂でも入って頭を仕事モードから切り替えることにした。
クリアファイルにダークレスの説明書を入れ、風呂に持ち込み、熟読する。すると、現像液の温度を20~25度にしなければならんと書いてある。ちょっと温めなければ冷たすぎるだろうなぁと考えつつも説明書を読み進み、手順を頭に叩き込んだ。
2回程イメトレもしといた。

風呂から上がり、ビールを開け、そしてダークレスの箱を開ける。
師匠に言われて買っといた、フィルムクリップと東レのスポンジも用意する。
ちなみにこのダークレスはオイラが師匠の会社にお邪魔した際に頂いてきたもの。
何故ダークレスが師匠の会社の棚に置かれていたのか、そこには触れますまい。



なんかとても良い感じ。ちょっとワクワクする。
特にアンプルがたまりませんな。ハァハァ。



室温は17度。やはり現像液を温めることにする。
洗面台に水を張り、娘が生まれた時に買ったカエルさんの温度計を使って温度調節をする。
「え?25度ってこんなに冷たいの?」と、ちょっと驚きつつも、25度に調節し、現像液のアンプルを投入し、意味無くちょっと余計なものまで投入してみた。



さて、いよいよキッチンに一式持ち込み、説明書を読みながら現像作業を開始する。
今回使うフィルムは、ダークレスと一緒に師匠に貰った36枚撮りフィルムで、師匠が巻いたフィルムっぽいから詳しくはわかんない。
初めてのダークレス現像は24枚撮りで行ったほうが失敗が少ないと言われていたものの、こないだ買った24枚撮りのフィルムはまだ未使用だし、まー、何とかなんぢゃねぇの?といった軽い気持ちでトライすることにした。

まずはパトローネに中蓋と回転蓋を取り付けてグリグリ回す練習をする。
中蓋が外れないようにって書いてあるけど、軽く外れちゃう。まー、こまけーことは気にしないでおこう。

次に現像液のアンプルを開けろと書いてある。アンプルカッターというカバーを被せて「パキッ」っと折る。これは予想していたよりも厚いガラスで作られており、割と丈夫なものだったのにちょっと驚いた。
ここでは現像液を開けておくと書いてあるが、定着液のアンプルも開け、後で使いやすいようにフィルムケースに中身を開けておいた。
ここでもまた驚いた。アンプルから全然出てこねぇでやんの。ふー、危ねぇ、危ねぇ。最初にやっといて大正解だ。ナイス俺。俺ナイス。

深呼吸をし、時計を見定め、いざ、現像液にパトローネを浸す。
5秒待ってから、グリグリグリグリ~!とハンドルを時計回りに10回、そしてゆっくり反対方向に数回回す。この作業を2分30秒間繰り返す。ゆっくり回すときはハンドルが重くなったら止めると書いてあるけど、3~4回転で重くなったような気がしたから、10回、3回、10回、3回と、回数だけ数えて回すことにした。

2分30秒回した後は、タンクからパトローネを取り出す。
回転蓋を付けたままタンクから取り出す、と書いてあるけど、回転蓋を持ち上げると中蓋が残り、中蓋を取り出すとパトローネがタンクに残った。
なんだよこの説明書・・・なんて考えつつも急いでパトローネを摘み出し、テイッシュペーパーの上に置いて現像液を吸わせる。

現像液を捨て、フィルムケースに入れておいた定着液をタンクに入れ、パトローネと蓋を戻し、再度グリグリグリ~と回し始める。さっきと違って逆に3回回してもハンドルが重くならない。今度はハンドルが重くなるまで逆回転をすることにする。これを4分繰り返す。

4分回したらパトローネを取り出し、キャップ外しなる栓抜きみたいな道具でパトローネを開ける。
力を入れ過ぎてキャップが歪んだけど、気にせず開けちまう。おー!中身はこーなってんのか~。へー。

えっと次は・・・
「フィルムを確かめ、定着不十分の場合は再度定着を行う(フィルムに白い部分が残っている場合)」
・・・はい?
ちょっとフィルムを解いて見てみると・・・おぉ!娘が写っとりまんがな!おぉぉぉ!!
感動に浸ってる余裕は無い。そして定着不十分かどうかがさっぱり分かんない。
入れちゃえ入れちゃえ!と呟きながら、フィルムを用意していた洗面器にブチ込む。

その次は・・・
「フィルムを軸から外し、フィルムクリップを取り付ける。」
・・・はい?フィルムの軸の構造を知りませんが何か?
フィルムってどーやって軸から外すんだろう・・・と考えつつフィルムを軸から解いていく。
あった!軸だ!・・・で?どーやって外すの?えーっと、えーっと、・・・「ブチッ!」。面倒臭くなって力技で引き抜いてみた。

一難去ってまた一難、フィルムクリップを取り付けろと書いてある。ここは読んでなかった。フィルムクリップは買った状態のまま袋の中に入って居間の机の上に置いてある。えーっと、えーっと、とりあえず居間に走り、フィルムクリップを引っ掴み、ビニールを破って中身を取り出しながらキッチンに戻る。
これ・・・どうやって使うんだ?と思ってちょいと焦るものの、使い方はすぐに分かったから早速フィルムに取り付ける。
蛇口から水をちょろちょろと出して、やっと一息を入れる。

煙草を吸いながらあれこれ考えてみる。
フィルムクリップがどーもしっくり来ない。これ・・・フィルム傷付けるんぢゃねぇの?
かのブルースリーは言った。考えるのではなく感じるのだと。
煙草を吸い終え、フィルムクリップを取り外しちまいました。うははははー。
フィルムの真ん中辺りが白っぽいけど、後でスポンジで拭けば取れそうに見える。気にしないでおこう。


そして30分程の放置プレイタイムに突入し、このBlogを書き始めた。

書いてる途中で30分が経過し、水の中でフィルムをスポンジで軽く拭く。
そしてフィルムクリップを取り付けて伸ばす。・・・伸ばす・・・伸ばす・・・長っ!フィルム長っ!!

ん?何やら真っ白な部分がありまんがな。・・・これって・・・。
適当なとこにぶら下げて、しぼったスポンジで水滴を拭き取る。どん位拭いていいのか分かんないけど兎に角拭き取る。

その後1時間半程経過し、真白になっちゃった部分を触ってみると、どうやら乾いたようだ。
さぁて、初現像の結果は如何に・・・。


つづく。 :-p

2007年11月27日火曜日

ですたごん

先週の水曜日に師匠と極楽堂詣でに行き、Distagon28mm買いました。
いやーーーー、良いです。
ハッ!っと気がつくと、娘にぶつかる程近くに寄ってたりします。

更には師匠のVario-Sonnarを譲って頂き、合わせて3本のレンズが手元に集まった。
別にレンズを並べて鑑賞するのが目的な訳じゃ無いけど、50mm一本しか持ってなかった
オイラとしては、ズラリと並んだレンズを見るとちょっと嬉しい。

週末は実家に帰り、カメラぶら下げて娘のお散歩。
バァさんと、妻と、娘と、オイラと、そして頼んでもないのにオイラの親父も
デジカメぶら下げてついて来たもんだから、非常に怪しい一行だったに違いない。
娘が公園でドングリを拾ってる写真は、近いうちに現像してここに載せることにしよう。

2007年11月16日金曜日

(゚Д゚)クマー

パパが構えたカメラに反応し、大好きな白 (゚Д゚) クマーとポーズを決めてる娘。一見 Mr.スポックの挨拶に見える右手は、ピースのつもり。ちなみに左手で (゚Д゚) クマーにもピースさせてるらしい。
この写真、なんか中途半端な感じがする。なんなんだろうなぁ。

CONTAX 167MT Planar50/1.4

2007年11月11日日曜日

読書

のんびり覚えていけば良いだろうと思いつつも、カメラや写真に関してあまりに知らな過ぎる。ちょっとはあれこれ知識を仕入れておこうと、ヨドバシカメラのカメラコーナーで一冊本を買ってみた。


これ ↓ がその本。














この本、非常に面白・・・くない。ちょっと急いていたときに買ったもんだから、中身を見ずに買っちゃったんですね。オイラ、こーゆー文章苦手です。あまり読まずに通勤鞄の底に眠ってます。

なんか面白い本無いかなぁと思ってたら、オイラの趣味とカメラを結びつける人がいることに気付いた。 とっかかりとしては申し分無い。彼の本を買おうじゃないか。ってな訳で、今日、買ってきた。
















山形県は酒田市にある土門拳記念館の辺りは独身の頃良く行ってて、記念館にも真冬に行ったことがある。・・・閉館してたけどナー。(ToT)

足りない!

一通りスキャンが終わった後、フィルムが一本足りない事に気付いた。置きそうな場所を一通り探してみたけど見つからない。家族でお祭りに行った時の写真辺りが無い。
オイラがどっかに置き忘れている可能性もあるけど、娘がどっかに持っていった可能性もひじょーに高い。
でもこれ以上探すのも面倒だ。ほっとけばそのうち出てくるだろう。忘れた頃に出てきて、現像して楽しむのもまた一興。。。

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妻が嫌がるから写真は載せられないけど、北海道は美幌峠で撮った写真に驚いた。
上層雲がまるで絵画のように写し出されているじゃないですか。なんぢゃこりゃ~。すげ~。

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←これは娘の二歳の誕生日に、家族とバァさんを連れて動物園に行った時のもの。マンホールの動物の絵が気になってしょうがないようでした。
オイラ達が気付いて居ないことも、娘が気付いて教えてくれることが多い。子供の視点って面白い。

2007年11月8日木曜日

(゚Д゚)ウマー

久々にスキャン作業に没頭してます。
というのも、スキャナについてきたNikonScanなるソフトウェアが Vista非対応ではあるけど、Vista上で普通に使えるとの情報を得たから、妻と娘が寝てから試してみたんです。
すると・・・全く問題ないね。これ。いえーい。

今迄スキャン作業をしていた妻のPCと比べ、オイラのX61は格段に速い。しかもCentrinoProだから、スキャナがすべてのCPUリソースを食いつぶすこともなく、スキャン中にこんな感じにblogを書いたりもできるわけです。いやー素晴らしい。
でも一点問題があるっちゃある。スキャナにバンドルされてきた photoshop elements2.0をインストールすると、インストーラが途中でお亡くなりになる。まぁ・・・使ってないし・・・いっか。


ガ━━━━━(゚д゚)━━━━━ン!!!!
たった今、NikonScanが落ちたよ・・・。

2007年11月7日水曜日

百年の恋

会社帰りに家の近くの某カメラ屋に行った。

ショーケース内に陳列されたピカピカのトランペットを羨望の眼差しで眺める黒人の子供よろしくショーケースの中のレンズを5分程眺め、意を決して店内のカウンタに向かった。何故か今日は買う気満々なのだ。理由は・・・そう、zeiss病という不治の病の症状なのだと思う。
カウンタでは眼鏡をかけたイガグリ頭の若い店員が、何かの帳票に目を通している。

「すみません。あそこに展示してある Planarの85mm見せて貰えますか?」

店員は眼鏡の奥からこちらをジッっと見据えた後、無言でショーケースに向かい、お目当てのレンズを取り出した。そしてオイラの目の前に持って来て、無言でゴトリと机に置き、そしてまた帳票に目を落す。

なんだ?なんなんだ?
えっと、オイラって客だよなぁ・・・なんだこの無愛想・・・というより迷惑そうな態度は・・・。
と、思っても口には出さない。オイラの目的はこの目の前のレンズを手に入れることだ。

どうぞとも言われないが勝手に椅子に座り、レンズを手に取る。ズッシリとした重みが心地よい。
表玉のキャップを外すと、ドーーン!と巨大なレンズが顔を出す。デカッ!デカいですよ。
頭に血が上り、「いつかは買うレンズだ、今日買おう」とか「俺が買わずに誰が買う」とか考えるが、買うにしても素人なりにレンズの状態を確認しなければならない。

早速光の角度を変えながらじろじろと眺めまわす。キズは・・・無いっす。全然無い。コーティングも綺麗な気がしてくる。(よく分からない)
あらら、こいつぁ買いですなぁ、今日のBlogの内容は決定しちゃいましたなぁ、参ったなぁ、うっはっはー。すっかり舞い上がり、Blogのタイトルは何がいいかしらんなどど考えつつ後玉のキャップを外す。
んー、絞ってあるから黒くて分かんない。グリグリと絞りを左側に回し、開放状態で改めて光にかざしてみる。

んー、どれどれ?・・・・・・うーん・・・・・・、ん?
これは・・・・・・ゴミ?

表面では無く真ん中辺りのレンズ付近に黒い点が散乱している。
ってゆーか素人のオイラでも「オイオイ、マヂデスカ?」と思う程の量の、黒く小さな埃が散乱している。
金魚鉢内の水を攪拌したら、きっとこんな感じにフンが舞うだろうと思う。

・・・。

なんなんでしょう。熱病にうなされた状態から一気にクールダウンでございます。
なにやら軽い喪失感と幾許かの含羞、まさに百年の恋ってやつでしょうか。

レンズのキャップを閉め、レンズをそっと机に戻しても、イガグリメガネはこちらを見ない。
「・・・どうも。」とイガグリメガネを見ずに言いながら、オイラは席を立った。
モウコネエヨ!!とは言わなかったけど、もう行かないと思う。
ちょっと悔しいから、下のヨドバシで小さめの防湿ケースを買って帰った。

ここで一句、
 zeiss病 甘く切ない 恋の味
お後がよろしいようで。

2007年11月1日木曜日

病気?

なんだろう。最近無性にレンズが欲しい。なんなんだろう。もしかしたら病気じゃないかしらん。

ここ2日程連続で、会社では各レンズを使ってどんな写真が撮れるのかをググりまくり、定時近くに退社して錦糸町のヒカリカメラのガラスケース前で 30分程唸ってから帰るという生活をしている。
ヒカリカメラは近所だから以前から知っており、本屋に行くついでにチラリとショーケースを覗いたこともあるんだけど、そこはカメラを始める前の話で、ずいぶん古臭いカメラを売ってるなぁ。としか考えていなかった。

月曜はちょっと欲しい本があって本屋に行ったんだけど、帰り際にヒカリカメラに寄って「ちゃんと」展示物を見てみた。するとどうだろう。RTSⅢ、Aria、RX、ST、167MT、AX、S2、G1、G2、TVSdigital等々、一台ずつではあるがズラリと並んでいるぢゃないのよさ。
Vario-Sonnar 28-70やもっとデカいVario-Sonnar君たち、以前師匠が仰っていたPlanar 85mm君も発見。。。
そんなこんなで黒人の子供がガラスケースに飾られたピカピカのトランペットを眺めるが如く、オイラはそいつらを毎日見に行ってる訳です。。。

Vario-Sonnar 28-70君は3万で、Planar 85は5万。



以下、葛藤・・・。

軍資金はある。しかもスロットで勝った泡銭が割と多めに。
Vario-Sonnarの方は安いっちゃ安い気がする。
もしかしてこれは何も考えずに買ってもいい値段なのでは・・・。
でも、レンズって目利が出来ないと危険なんぢゃないのかなぁ。
これは師匠に相談した方がいいかなぁ。

ってかオイラって本当にズームレンズを買うべきなんだろうか?
今後じっくりとカメラを覚えていくことを考えると、単焦点を数本揃える方が良い気がする。
でも子供を連れて出かけるときはズームレンズ一本のが良い気がする。

よし!買おう!

・・・いや、でもヒカリカメラさんはよく分らないし、そもそもオイラみたいな素人は、師匠が通っている極楽堂さんで間違いないところを買った方がいい気がする。
・・・でも欲しいなぁ。
でもなぁ・・・極楽堂さんの初心者用ページの通りにいくとすると、次は Distagon 28mmと Planar 85mmだしなぁ・・・。
Vario-Sonnar 28-70を買っちゃうと、流石に Distagon 28mmを買わなくなる気がするなぁ。
師匠が進めてくれてる Vario-Sonnar 35-70を買えば、その後 28mmと 85mmの単焦点を揃えていくことがオイラの進むべき道として見えてくるなぁ。
ってかそもそもオイラ、50mmに対する不満ってあるのかなぁ・・・。家で娘を撮る分には問題ないなぁ。
ようするに必要性の問題ではなくて、いろいろなレンズを試してみたいだけなんだよなぁ。
・・・でも欲しいなぁ。すぐ欲しいなぁ。仕事帰りに極楽堂さんってのはちょっと遠いなぁ。
家の近くで買ってみて、良ければ今後も通えるってのは良いよなぁ。
でもなぁ・・・。

えー、そんな私は病気でしょうか?


↓カミさんが東部動物公園にて撮影(Lumix LX1)












2007年10月28日日曜日

宇宙

こう見えても子供の頃は星や宇宙が嫌いじゃなくて、小学生の頃は仙台市天文台で隔週日曜日に開催されていた天文教室なるものに通ってたんです。従兄から借りた屈折望遠鏡でよく空を見上げたりもしてました。最近は・・・そうねぇ・・・Newton買ってるくらいかなぁ。

そんなちょっぴりロマンチストな子供時代を持つおちゃめなオイラは、本日は休日出社中。
どうもやり切れなくて googleで zeissについてあれこれ調べてると、アポロ計画で使われていたカメラのレンズが zeissだった、と書かれたページを見つけた。

おいおいマヂかよ。ガセぢゃ~ね~よなぁ。

と思いつつ、NASAに行っていろいろ調べてみると、Hasselbladなるカメラと Biogon, Planarレンズを使ってて、アポロ11号でも使ってたらしい。

・・・おいおい。モチツケ俺。
って事は、アレか?

子供の頃ドキをムネムネさせながら見ていた、こんな写真(全部NASAから借用)や、














こんな写真、














これも、














そしてこれも、














もしかして、ぜーんぶ、オイラが今持っているカメラについてるレンズのご先祖様が写し出したモンですか?


そーいや、zeissのレンズの名前ってなんかカッチョイー。
特に Biogonって(・∀・)カッコイイ!!。

2007年10月27日土曜日

実験1

今週は体調も良くなくて仕事も詰まってたから、
帰宅後は廃人と化していてスキャン作業が全く出来なかった。

とはいえ、いくら仕事が忙しくても「忙中閑有り」な訳で、ちょっと時間が空いたときは極楽堂のページと睨めっこしたり、googleで 167MTとか zeissとかダークレスとかのキーワードで検索して、写真やカメラやレンズのサイトを眺め回していた。
いろいろなサイトを見てると「今度試してみよう!」と思うことが多く、なんだか手を付けていない宿題が溜まっていく気がして落ち着かない。

そんなこんなで、やっと週末。。。

既に今夜は2本程フィルムをスキャンしたから、まずは宿題を1つやってみようと思う。
さてさてその宿題とは・・・。

■見せてもらおうかCOOLSCANの Disital ICEの実力とやらを!

ってな訳でございまして、ずーっと Offにして使っていた Disital ICEを Onにして、写真のキズを消してみようと思うわけでございますよ。
他のスキャナを使ったことが無いから、こいつ自体の実力が相対的にどうなのか全くわかんないけど、
キズを消す機能であれば、素人のオイラにでもその性能が体感出来るしね。

試す写真は・・・あ、そだ、167MTを手にして一番最初に撮影した、記念すべきピンボケ写真にしよう!

■Before
まずは使用前の写真。
Planar T* 1.4/50で絞り優先大開放どーーん!

洗濯物が散乱し、生活臭たっぷりの見事なピンボケ写真だ。

切り取るのが面倒だから、画像サイズを大きめにしてるけど、
えっと、左上の茶色いドアの辺りや左下の辺りに、白い点や
キズが多い。










■After
そして使用後。
・・・どうだろう。

あら?
これって結構良い感じに消えてるんじゃないの?














かなり良い感じに補正してくれてる気がするけど、最初からボケてる部分だから補正し易いってことも考えられるなぁ。
んー、もうちょい試したいけど、もう落ちそうだからまた今度試すことにしよう。

2007年10月22日月曜日

某社訪問

先日、でっかいど~に行く時に借りたレンズを返しに、カメラの師匠であるところの友人の会社に訪問。
工場跡と聞いていたから、トタン張りを想像していたけど、いやいや、なんのなんの、どうしてどうして、非常に良いところでした。
大分長居をして仕事の邪魔をしまくってしまったオイラだった訳だけど、五月蠅いから帰れとも言わず、 それどころか CONTAXと ZEISSのステッカーと、ダークレスなる現像セットを頂戴してしまいました。

ダークレス・・・・・・うほほほほー!
今日の夜、ヨドバシでフィルムクリップとスポンジをゲットしてきたので、今のフィルムを撮り終えたら挑戦してみます。

さてさて、もうすぐ第一子誕生するとのことで、元気な子が生まれますように。。。


↓カミさんが Lumixで撮影

でっかいど~の色

まだ全部スキャンが終わってないんだけど、初秋の北海道の色をご紹介。


■サロマ湖の空とサンゴ草















■能取辺りの空とオホーツク海と芋畑















■オシンコシンの滝の色















■知床の夕空














■ここらはもう世界遺産

ホップ!ステップ!玉砕!! 其の弐

だってさぁ、見物客は多くて施設は小さいし、ベビーカーを押さなきゃならないし、坂道だらけだし、カミさんは写真撮られるの嫌いだし、ついでにオイラの足は臭いし・・・。

さて、言い訳が済んだところで行ってみよう!




ホップ!














ステップ!














玉砕!(娘の頭の上にトラが写ってるんだけど・・・。)













オイラってば、何が撮りたいんだろう・・・。(-_-;)