2007年12月22日土曜日

温暖化

今年は北極の氷が激減している。
今月のニュートンには、海原にポツンと浮かぶ小さな氷の上に、2頭の白熊が取り残されている写真が掲載されていた。その後どうなったのかは未確認と書かれていたけど、恐らくは助からなかったんだろう。今年だけの現象だという説もあれば、しばらくは続くという説もあるらしい。


うちの娘は白熊が大好き。
愛馬に跨るときも白熊と一緒。

CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400


ちゃんと紙オムツもしてあげる。
体温計で白熊の健康状態を確認することも怠らない。

CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400


娘が大人になる頃、世界はどのようになっているのだろうか。
CONTAX 167MT Planar/1.4 SuperGold 400

2007年12月21日金曜日

岩化け

Distagon28/2.8で寄りまくっても、娘とバァさんは一向に気にならないようだ。
実家に帰るとオイラの親父がデジカメを2台持って来てバシバシ撮り、オイラも負けじと撮るから、カメラを向けられることに対して免疫が出来たんだろうね。良い傾向です。。。

縮小画像だと良く分らないけど、風邪ひいて鼻水がキラキラと光ってる娘。
娘はひんやりと冷たくてプニプニした極上のホッペをしている。梶井基次郎が肉球萌えだったのとオイラが娘のホッペ好きなのは同じだと思う。ww

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

バァさんと一緒にお団子を作ってる。かなり真剣。

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

お団子は火が通りやすいようにするため、丸めた後に真ん中を指で押すんですね。

CONTAX 167MT Distagon28/2.8 SuperGold 400

かなーり邪魔になるとこまで寄って撮影してるんだけど、なんで気にならないんだろう。
もしかしてオイラ、釣りでいうところの岩化けを身に付けたんだろうか?

2007年12月20日木曜日

つれづれなるままに

風邪をこじらせて暫く更新してなかったので、今日は会社からだけど写真無しで Blogを更新することにする。
仕事しろよ(#゚Д゚)ゴルァ!!って話もあるけど、今日は鼻が詰まって頭が痛くて仕事にならないから良しとしよう。とりとめのない話をつれづれなるままに・・・。

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■ストラップの話

CONTAX G2用に EOSのハンドストラップを買った。
「Canon EOS」って縫い付けられてるんだけど、それは気にしない。
「CONTAX Gはこう使え!Hack the Contax G1/G2!」というサイトの「ストラップはこう使え!」ってのを拝見し、ハンドストラップが欲しくなったんだけど、残念ながら近くのヨドには売ってなかったから、一番近そうなやつを探したところ、EOSのストラップだった。グローブ式になってるやつのが便利そうだったんだけど、ちょっと社会性に欠けるので止めた。

ホントは片側のリングでいけるやつが良かったんだけど、今回買ったストラップは両側のリングに付けるやつ。
実際に取り付けて装着してみると、意外と(・∀・)イイ!!
G2を軽く脇の下で挟む形で肩の付け根あたりにピッタリとフィットする。これは多い日も安心だ。ww
肝心のG2の写真はというと・・・週末は寝込んでたから、あまりG2を使えてないんだけどね。orz

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■防湿ケースの話
だいぶ前に買った防湿ケース。ヨドで一番小さなやつを買い、乾燥剤は天日干しで再利用できるやつを買った。こいつには湿度計が付いてて、恐らく湿度の%表示目盛であろう数値と、DRT/BEST/WETの範囲表示がある。
針は買ってからずーーっと50%(BEST)の辺りを指してて、
 ホントに良いのか?
 まぁ、BESTの範囲内だし・・・
 ってゆーか何基準のBESTなんだ?
なーんてことを考えつつも放置していた。

で、
こないだオイルヒーターの上で除湿剤を乾燥させ、更には海苔の缶とかに入ってた乾燥剤2~3個も一緒に乾燥させ、防湿ケースに入れてみた。
すると湿度が40%を切って、初めてDRYゾーンに突入!

やっぱこれが正解でしょー、と、勝手に納得しました。

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■デジタル一眼が欲しい話

やっぱりデジタルは良いよなぁ。
いっぱい撮ってもコストかからないし、撮ったその場で確認できるし、ISO感度もその場で変えられるし、
睡魔と闘いながらスキャンしなくて良いし、手ぶれ補正機能当たり前だし、何よりも最近のオートフォーカスはメッチャ良い感じだから、オイラが写真を撮る目的であるところの娘がいくら走り回っても即座に対応できるだろうし。

そんなことを考えていると、デジタル一眼が気になってしょうがなくなってきて、近所のヨドで週に一回はデジタル一眼レフを持ってシャッターを切ってみている。
雑誌でも毎月EOS5Dやら、D300やら、α700やらの特集が組まれ、どれか買わなきゃイケない雰囲気を醸し出している。

もし買うとしたら、オイラは zeissのレンズから始めてる訳で、これは暫く続けていく訳だから、師匠がやってるようにマウンタをEOS付けてY/Cレンズを使い倒す、となるとEOSなのかなぁと。
でもα700用にも zeissのレンズ売ってるし、ZFマウントのレンズってのもあるらしいから、別にEOSじゃなくても良いことになる。EOSを選択するのはY/Cレンズの流用ってメリットのみとなり、zeissを使うという目的とは結びつかなくなる。でもレンズが流用出来るってのは大きい。

あぁ欲しい、ギャンブルで負け知らずなオイラ。20万位なら買っちゃっても良いんじゃねぇかと思う。

しかしあれこれ考えていると、カメラもPC同様に買い時が難しいものだと気付き始めた。ちなみにオイラはPCにお金をかけない主義。だって追っかけてたらキリがないしね。素人さんがハイスペックなPCを買い求める様と、高機能なデジタル一眼レフに惹かれているオイラは同じぢゃないのかと。
撮像素子のサイズなんかも1~2年で当たり前になるだろうし、その頃にはメーカー各社は別の新機能をしきりに宣伝するだろう。きっとオイラは1台買って10年位浮気心を起こさずに使い続けることは出来ないだろう。

ここら辺まで考えるとだいぶクールダウンしてくる。

娘を捉える為のオートフォーカス、そんなものは必要ないんじゃないかと。
土門拳の本を1冊読んだけど、昔の人は暗いレンズでちゃんと写真を撮ってたぢゃないかと。
確かに最新のデジタル一眼レフを使えば、素人にも簡単にシャッターチャンスが掴めるんだろうさ。
167MTとG2の5万円位までのレンズを徐々に揃えていくうちに、きっと走り回る娘にバシバシピントを合わせられるまで上達するだろう。必要なのはオイラの腕前の上達なんぢゃないかと。

そんな訳で、折角始めた銀鉛だし、もっとしゃぶり尽くさなければという大人の結論に達し、最近はヨドバシのカメラコーナーの隣でしきりにハンディカムを触っている。。。。。。orz

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■写真と芸術について
土門拳の本なんか読んでると、写真と芸術なんてことを考えさせられる。
なーんて言ってもオイラは別に芸術家でも何でもなくて、内外問わず所謂美術の類を見たりするのが好きなだけなんだけど。。

シュールレアリスムやダダの写真なんかはちょっと見たことがあるけど、んー、どうなんでしょうか。単に気を衒ったように見えるのは、ただ単にオイラの好い加減な好みの基準の問題だと思うけど・・・やっぱりちょっとねぇ。

絵画と違って写真ってもんはパチリとその場を写し取れる訳だから、やはり「記録」することが主体で、わざわざ作られた写真にすることがちょっと変と感じるのかも知れない。モデルをバシバシ撮影するのなんかも芸術か?と言われたらちょっと違和感を覚える。マクロレンズで近寄って花を撮れば、そりゃあ綺麗なんだろうけど、綺麗な写真で終わるんだろうね。

オイラみたいな素人が高性能カメラを買って、1日何時間も毎日毎日シャッターを押してたとして、撮影対象や構図、明暗や色合いなんかがどれを取っても素晴らしい写真が出来上がったとしたら、それは芸術かと言われたらきっと違うんだろうね。それがどっかのコンクールで絶賛されたとしても違うんだろうね。無意識や偶然と芸術って論議はあるだろうけど、やっぱり違うんだろうね。

さて、土門拳はリアリズムという。絵画で言ったら写実主義とかレアリスムとかそこら辺だろう。美術史の本を開けば、真ん中からちょっと後ろのほうにクールベの絵と一緒に登場してきそうなもんです。w

オイラが読んだ本には殆ど土門拳が撮影した写真が載ってないから、土門拳が撮影した写真が芸術なのかどうかは良く分かんないんだけど(ぢゃあ見たら分かるのかと言われるとちょっと・・・)、少なくとも土門拳は芸術家なんだと感じたんですな。絵画だろうが彫刻だろうが文学だろうが音楽だろうが、芸術家ってこうなんだろうなぁというオイラの妄想(藁)にピッタリな感じがしたんですな。きっとあの人もRAIDに例えるならストライピングに違いない。ww

あまりあれこれ書くと浅~~~い底が見えて笑われるから止めときましょ。
結論としては、オイラは芸術家でもなんでもなくて、カメラも基本すら身についてない素人なんだけど、なんか背中から生霊出てますよって感じの芸術家が好きで、写真は見てないけど土門拳の文章は好きだったと、そーゆーことで。。。。。。